ACメーラー(無料メール配信CGI)の設定でハマったので備忘録的に・・
こんにちわ
世間は大阪マラソンとかとてもスポーティ―でアクティブな話題の中
休日にスーパーへの買い物以外家を出なかったオトコ山尾です。
今日は最近ACメーラーという無料メール配信CGIの設定でハマったのでその件について
書きたいと思います。
ACメーラー無料メール配信システム
www.acmailer.jp/
ACメーラーの機能に不着メール(宛先不明メール)が戻ってくるシステムがある。
しかし・・設定をしても返ってこない・・
ACメーラーのオンラインマニュアルはあるのですがこちらの環境 ver 3.8.14だと
管理画面のUIがちがうじゃねーか!!
いろいろ試して
下記のやり方で不着メールの設定を行いましたので参考にしていただければ。
不着メール用メールアドレス生成
作業環境 さくらインターネット
さくらのコンパネへログイン後、メールアドレスの管理を選択
不着メール用のアドレスを作成 (例:return@ドメイン)
サーバー設定
メールアドレス作成後、今度はFTPにて今作ったメールアドレスのディレクトリに移ります。
returnディレクトリができているのを確認
returnディレクトリに移り、以下の内容でファイルを新規作成し、アップロードします。
ファイル名
.mailfilter
(パーミッション600)
ファイル内容
[php]to "| /home/(ユーザー名)/www/(acmailer設置ディレクトリ)/lib/errmail.pl"[/php]
.htaccessの設定
[php]AddHandler cgi-script .pl[/php]
上記の内容でファイルを新規作成し、acmailer設置ディレクトリに置いてください。
(すでにある場合は、上記行の追加)
不着メール設定の変更
acmailerへログイン後、各種設定画面より、不着メール設定を行います。
不着メール管理のチェックボックスには「使用する」にチェックを入れ、
不着受信用メールアドレスの入力欄には、最初に作成したメールアドレスを入力後、更新ボタンを押します。
不着メールのモジュール設定は終了です。
サーバ側パイプ処理の設定
不着メール用作成の次に、各メールアドレスに対し「パイプ処理」の設定を行います。
ここでのパイプ処理とは、プログラムへデータを渡す処理の事を言います。
サーバ側パイプ処理の設定(qmail編)
qmailでの設定の仕方を紹介します。
return@ドメインへ来たメールは
| /home/アカウント名/public_html/acmailer/lib/errmail.pl
というプログラムへ渡す、という設定を行います。
不着メール設定画面の「パイプ処理用文字列」という項目に
qmailパイプ処理登録用の文字列が自動的に作成されていますので参考にして下さい。
qmailのパイプ処理の設定はそのメールアドレスに対応する.qmailというファイルで行います。
登録用、削除用それぞれのメールアドレスに対応する.qmailファイルの設置場所を確認し、
.qmailにはメールを受信したらautoreg.plが起動するように設定をします。
.qmail-error というファイル(なければ作成する)にerrmail.plの設置場所をサーバの絶対パスで記入します。
作成した.qmail-errorを/MailBox/returnのディレクトリにアップロードします。
[php] /home/アカウント/www/設置ディレクトリ/lib/errmail.pl[/php]
errmail.plのパーミッションは777、755などqmailの権限で実行できるように設定してください。
サーバ側パイプ処理の設定(qmail編)
sendmail / postfixでの設定の仕方を紹介します。
error@hogehoge.comへ来たメールは
| /home/アカウント名/public_html/acmailer/lib/errmail.pl
というプログラムへ渡す、という設定を行います。
不着メール設定画面の「パイプ処理用文字列」という項目に
qmailパイプ処理登録用の文字列が自動的に作成されていますので参考にして下さい。
sendmail / postfixのパイプ処理の設定はそのメールアドレスに対応する.forwardというファイルで行います。
不着メール用のメールアドレスに対応する.forwardファイルの設置場所を確認し、
.forwardにはメールを受信したらautoreg.plが起動するように設定をします。
.forward というファイルをパーミッション600 又は 644 にて作成し、
errmail.plの設置場所をサーバの絶対パスで記入します。
[php] /home/アカウント/www/設置ディレクトリ/lib/errmail.pl[/php]
errmail.plのパーミッションは777、755などMTAの権限で実行できるように設定してください。
送信サーバー設定送信サーバー設定
送信サーバー設定の管理画面の-fオプションにチェックを入れてください。
送信確認をする際、テスト送信では不着のログが取れないので必ず本番環境でおこなってください。
以上で設定は完了になります。