クリエイターのカンヌと言えば広告祭でしょ!
「美しく動くように設計されたものは、美しいデザインを手に入れる」
iPhoneのios7で見たコピーです。
名言ですね!中身が出来ていれば、自然と美しさに辿りつくと・・・
この秋、バージョンアップ予定のアオキです。
今回は、クリエイティブなお話を。
カンヌと言えば…映画祭!だけではなく世界最大級の広告祭をご存知でしょうか?
広告界のクリエイターの中にもカンヌがあるのです。
カンヌライオンズとは
正式名称は「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバルは、 One Show、クリオ賞と並び、世界3大広告賞の一つといわれる世界最大級の広告賞の名称。通称、カンヌ・ライオンズ。
毎年6月下旬に、フランスのカンヌ市にて開催される。審査は世界中から選抜された審査員による。
(ウィキペディアより)
●カンヌライオンズ
http://www.canneslions.com/
(クリエイティブな作品を選ぶとは思えないサイトなのですが…)
●日本サイトはこちら
http://www.canneslionsjapan.com
クライアントのビジネスゴールに対してどう貢献したのか厳しく評価
近年のメディアはどんどんデジタル化し、広告祭の応募者も注目する人も増えました。
ものを伝えることが素晴らしい作品となってどんどん生み出される時代だからこそ
クライアントのビジネスゴールに対してどう貢献したのかを厳しく評価される
ようになっているようです。
現在のマーケティング事情がわかる
「作品のクリエイティビティ」から「仕掛けのクリエイティビティ」へと重心が
変化しています。というのも、情報発信は一つではなく、
テレビも携帯もソーシャルも横断的に活用して課題を達成する
「仕掛け」自体のクリエイティビティが現実のマーケティングからも
その方向になっていっていることがわかります。
これは私の仕事、WEBデザインにとってもすごく勉強になる要素が備わっていて
技術だけではなく時代を追い、
人のココロを切り開くことができる人こそがクリエイター
と言えるのですね。
受賞にはいろいろな部門があるのですが、少しご紹介します。
2013年のグランプリ5冠を獲得したメルボルン鉄道「DUMB WAYS TO DIE」
これは、電車の人身事故を20%減らしたというすごい作品です。
日本語でオバカナシニカタ…..
シュールが命を救う。これは私本当にそう思います。
泣かせる映像よりタブーは「笑いに返えて伝える」その開拓が素晴らしいです!!!
シルバーライオン受賞作品のPerfumeのサイト
ユニバーサルミュージック PERFUME GLOBAL SITE PROJECT
これはファンがTwitterのハッシュダグで作り上げていくという参加型プロジェクトです。
今年の日本の受賞作品は33個獲得していて、一昔前のクリエイターと言えば、
バーチャルな作品が評価されそうと思いますが、今はクリエイティブでありなが
ら、アッと驚くような「身近なもの」がやはり注目されてます。
皆で作り上げるバーチャルアイドル「初音ミク」などもその代表ですね。
カモ井加工紙「mt ex 仙台展」の空間デザイン
個人的には震災の支援もかねて開催された
マスキングテープの空間デザインが受賞されてたのが、日本の女子力が
すごく出ていて世界に評価されたのがすごく素晴らしいなと思いました。
そういった時代が流れていることが分かる受賞作品でもありました。