jQueryのお話。
新年明けましておめでとうございます。
制作担当 奥田です。
本年も日々勤勉に勤め、より良いwebサービスの追及に尽力してまいります。
さて、jQueryの利用率はWebサイト全体の55%と、製作者の間では常識ともなりつつあるjQueryですが、
jQueryの利用率はWebサイト全体の55%。使わないサイトの方が少数との調査結果。
「javascript」と「jQuery」の明確な違いを答えられる人は少ないと思います。
「javascriptとは、Netscape社がNavigater(ネスケのブラウザ)の制御言語として、Java風にアレンジしたオブジェクト指向スクリプト言語です。
Java言語に似た記法を用いることが名称の由来ですが、直接の互換性はありません。」
要するに、多少の互換の違いはあれど、すべてのブラウザ上で使用できるスクリプト言語です。
特徴はあらかじめDOM操作に特化したオブジェクトが組み込まれていることです。
一方jQueryとは、そのjavascriptを使用して書かれた「ライブラリ」というものです。
このライブラリを使用することにより、javascriptはより身近なモノになりました。
以下に書き方の違いを参照しました。
DOM構築後に実行
jQueryの場合
$(document).ready(function(){
// Document is ready
});
もしくは
$(function(){
// Document is ready
});
JavaScriptの場合
document.addEventListener(‘DOMContentLoaded’, function(){
// Document is ready
}, false);
上記はすべてHTMLドキュメントがブラウザに読み込まれたときに実行される関数です。
同じ操作でもjQueryのほうがより短いscriptで済みます。
jQueryにより、javascriptは非常に使いやすく身近になりました。
が、純粋なjavascriptが書けない人が増加しているのも現状です。
javascriptあってのjQueryなので、どちらも理解していたほうが後に別のライブラリが出現した際や、
prototype.jsなどのほかのライブラリで書かれたサイトの編集の際にとっても役立つと思います。
より進化し、より便利になるのはとてもいいことですが、過去に作られた物はそれに勝る、とても偉大なものであると思いました。