神話
ちょっと時間ができたので・・・
前々から気になっていた本を読みました。
「超訳 古事記」鎌田 東二
特に古代史に興味ある訳でもなく、
特に学習意欲が沸々と湧いた訳でもなく、
単に自分の国の神話を知っておくのも悪くはないか。
という軽いキモチで読み始めました。
この本、とにかく読みやすい。
古事記って、とっつきにくいだろう・・・と
思いながら読み始めましたが、読み出したら止まらず、
一気に読了。
にしても、登場する神様たちは誰も彼もが非常に人間くさい。
「神」という言葉から感じる崇高なイメージとはかなり異なる。
読んだことないけど、聖書やギリシア神話の神様も
こんな感じなんですですかねぇ??
欲、妬み、暴力、猜疑・・・ホンマに神様?
神話と言うよりは人間ドラマって感じでした。
その分、読み物としてはオモロいんですがね。
でも、この鎌田東二って人はタダものではないですね。
そもそもの古事記が口述筆記されたものだからということで、
この本も鎌田氏の「超訳」を口述筆記したものらしい。
そのためか、文章自体にリズムのようなものを感じるので、
とても読み易い。
調べると、著作も多数あるようなので、
暫くは楽しませて貰えそうです。