【実績紹介】お祭り会場にてARを活用したフォトフレーム企画(上方落語協会 彦八まつり2018)
広報の丸山です。
9月1日・2日、上方落語協会さま主催による、年に一度のファン感謝イベント“彦八まつり”が開催され、
今回弊社にて“ARを活用したイベント”を企画させていただきました。
会場は大阪・天王寺区にある生國魂神社。
彦八まつりは、落語家によるファン感謝祭なのですが、由来としては上方落語の始祖「米沢彦八」の功績を称え、1990年の“彦八の碑”建立を機に、1991年より開催されているお祭りになります。
※米澤彦八は江戸時代に活躍した落語家で、生國魂神社の境内にある小屋で芸を競い合っていたことから、彦八まつりがこの地で開催されることに
ファン感謝祭でありながら、上方落語の伝統を身近な人々に広くアピールするお祭りでもあるのです。
当日のパンフレットです。※PDF版はこちら
ユニオンネットから提案させていただいたのは、よくイベント会場等で見掛けるスタンプラリーや宝探しに近い「AR企画」。お祭りのマスコットである“彦八くん”を専用アプリで読み取ることで、上方落語 四天王が出現し、ツーショット写真が撮れるというもの。
普段出回ることのない貴重な写真が、この祭り限定で撮れる企画ということで、上方落語マニアを始め、落語家さんの中でも大変好評いただきました。
実際の読み取り用のマーカーと、アプリでスキャンしている風景です。
このAR企画の特徴としては、一緒に写真を撮ってSNSで拡散してくれることもそうなんですが、それよりも実際に来場者の方に動いてもらえる点にあります。この彦八まつりは生國魂神社全域で行っています。しかし、なかなか隅々まで足を運んでくれないのが実態です。
事前の打合せにて、以前にスタンプラリーを行っていたこともお聞きしていたため、それをヒントに新しい「体験コンテンツ」として提案させていただきました。
実際にSNSでも沢山の方にシェアしていただき、上方落語の発展に寄与出来たのではないかと思っています。
普段はWEBサイト制作の実績紹介がメインですが、たまにはこんなこともやってたりします。